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マイナス金利導入で住宅ローン金利への影響はあるのか?

日本銀行のマイナス金利導入は私たちにも関係している!住宅ローンの金利に変化!?

 

日本銀行のマイナス金利導入のニュースを耳にした方は多いはずです。連日ニュース番組などでも取り上げられ、大きな話題になりました。

 

マイナス金利を簡単に説明すると、銀行の銀行である日本銀行に預金していると、預金にかかる金利(?0.1%)から発生する利子を支払わくなてはならないというものです。

 

つまり、日本銀行に口座を持っている各金融機関にしか関係のない話です。一見、日本銀行とは全く接点のない私達には何の関わりもないように思えますが、実はマイナス金利の導入が住宅ローンに影響を及ぼしているんです。

 

家は人生で一番大きな買い物と言うように、その金額も大変高額で、ほとんどの方が住宅ローンを組んでいるはずので、マイナス金利の及ぼす影響が全く無関係という訳ではないでしょう。では、どのような影響を及ぼすのか?早速見ていきましょう。

 

マイナス金利よる住宅ローンへの影響

 

マイナス金利が導入されたことによる住宅ローンへの影響には2種類のケースが見られます。そのどちらにも共通しているのが金利です。

 

金利の引き下げ

 

マイナス金利が住宅ローンに及ぼす影響とは何なのか?1つ目のケースは「金利の引き下げ」です。日本銀行がマイナス金利の導入を発表した直後、一部金融機関は住宅ローンの金利の引き下げを行っています。引き下げを行った一部の金融機関を引き下げた数値とともにまとめましたので、以下をご覧ください。

 

  • 新生銀行…0.05%?0.1%
  • じぶん銀行(2年)…0.50%
  • じぶん銀行(変動金利)…0.568%
  • 三井住友銀行(10年固定型)…0.15%

 

このように、まだ一部の金融機関だけではありますが、マイナス金利導入後、住宅ローンの金利が引き下げられた傾向にあるのは事実です。もちろん現時点ではこれだけということであり、今後増えていくことも十分予想できます。

 

住宅ローンは必ず高額な融資になるため、たとえ低い金利であろうともある程度の利息は発生してしまいます。誰もが「できるだけ低いところで…」と思うように、住宅ローンを組む金融機関を選ぶ際には金利が大きな判断基準になると思うので、このよう引き下げ傾向はプラスに捉えて良いと思います。

 

金利の上昇

 

マイナス金利による影響は金利の引き下げだけとは限りません。もう1つのケースはその反対、「金利の上昇」です。

 

なぜ金利の引き下げの傾向が見られる一方で金利の上昇も見られるのかと言うと、マイナス金利による金融機関の経営悪化を抑制するためなんです。

 

つまり、マイナス金利が導入された現在、今後住宅ローンの金利を上昇させる金融機関が出てくる可能性があるということです。金利が引き下がるのを待っていたら、反対に上がってしまうということもあるため、マイナス金利が及ぼす影響というのは非常に曖昧なんです。

 

金利が変わるなら借り換えもおすすめ

マイナス金利による住宅ローンへの影響は以上の通りです。引き下げの傾向が見られる一方で上昇の傾向も見られることから、必ずしもマイナス金利の導入が住宅ローンに、そして私たちにプラスの影響を及ぼしたとは言えません。

 

しかし、もしもマイナス金利によって住宅ローンの金利を引き下げた金融機関を見つけたのなら、そちらへの借り換えも検討して良いと思います。

 

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