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滞納してしまうとその後どうなるのでしょうか?

滞納

 

「少しぐらい返済が滞っても大丈夫だろう」「次に支払を催促されたときに払えば大丈夫だろう」などと安易に考えて、フリーローンの返済を滞納してしまう人がいるようです。

 

フリーローンは誰でも気軽に借り入れができる便利な金融商品なのですが、借り入れの手続きがとても簡単であるため返済についてもついつい安易に考えがちになります。

 

しかしフリーローンも借金の一種ですから、借りたお金を返さなければ厳しい対応が行われることになります。滞納をしてしまうとその後どうなってしまうのか、順を追って確認してみましょう。

 

まずは督促状が届きます

 

滞納をしてしまうとまずは金融機関からの督促状が届きます。「口座の残高不足で引き落としができませんでしたので、○月○日までに指定の口座に入金をしてください」といった内容の督促状と振込用紙が届きますので、すぐに指定された口座に必要な金額を入金してください。

 

この時点ですぐに対応をすれば大丈夫なのですが、これに応じない場合には次は電話による督促が行われることになります。

 

電話による督促が行われます

 

督促状による督促に応じない場合には、次は督促専門のオペレーターが電話による督促を行います。このときには「前回のお引き落としが確認できませんでした。

 

次回○月○日に再度お引き落としの手続きが行われますが、お支払いただけますか?」と確認されますので、きちんと返事をするようにしましょう。

 

この時に返済日を答えなかったり、返済を先延ばしにしたり、あるいは電話そのものに出なかったりする場合には、悪質な利用者であると判断されて次の段階に進むことになります。またこの時点で返済が行われない場合には、金融機関は信用情報機関に延滞の履歴を登録することになります。

 

信用情報機関に延滞の履歴が登録されてブラックリスト状態になります

 

最初の返済予定日から61日を経過しても返済が行われない場合には、ほぼ間違いなく信用情報機関に延滞の履歴が登録されることになります。

 

一度延滞の記録が登録されてしまうと、その後はどのフリーローンに申し込んでも審査に通らない「ブラックリスト状態」になってしまうのです。

 

一度登録された延滞の記録は少なくとも5年間は抹消されませんので、その間にはフリーローンや一般ローン(住宅ローンや自動車ローンなど)、またクレジットカードなどへの新規の申し込みはできなくなります。

 

債権回収会社による請求が行われます

 

借入の金額が大きい場合には、金融機関は債権を債権回収会社に譲渡します。債権回収会社というのは返済が滞った債権の回収を専門に行う業者であり、一般的な金融機関よりもさらに厳しい請求を行うのです。

 

債権回収会社では「○月○日までに借り入れの残額を返済してください」と内容証明郵便による請求を行います。もちろん返済ができないことは債権回収会社も十分に承知しているのですが、裁判に訴えるための前段階として借り入れの一括返済を請求しているのです。

 

裁判所の決定による差し押さえが行われます

 

債権回収会社はあくまでもビジネスとしてあなたの債権を回収しますので、法律の範囲内でかなり厳しい取立てを行います。

 

あなたの勤務先に取り立ての電話がかかってくるかもしれませんし、会社の同僚や近所の人などにあなたの借金のことを知られてしまうかもしれません。債権回収会社は最終的には裁判所に対して訴えを起こします。

 

裁判所からあなたに対して出頭命令が下されて、裁判所において解決策が協議されるのです。ほとんどの場合には裁判所の命令により、給料の一部の差し押さえが行われることになります。

 

この決定はあなたの勤務先に対しても通知されますので、勤務先におけるあなたの立場はかなり不利になるはずです。またあなたに一定の財産があればそれらについても差し押さえが行われます。

 

生活のために必要な冷蔵庫などは差し押さえの対象にはなりませんが、テレビやパソコンなどは全て没収されてしまうことになります。

 

滞納をしてしまうと大変なことになります

 

「ちょっとぐらいなら大丈夫だろう」と安易に考えて滞納をしてしまうと、その後は大変なことになってしまいます。早期に返済をすればそれほど問題にはならないのですが、返済が長期化してしまうとあなたの生活に大きな影響を及ぼすことになり、最終的にはあなたの生活そのものが成り立たなくなってしまうのです。

 

フリーローンを利用する場合にはくれぐれも滞納などをせず、決められた期日までに確実に返済を行うことを心がけてください。

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